収支計算書と貸借対照表

資金収支計算書と貸借対照表、事業活動収支計算書(事業活動計算書)と貸借対照表は、国家試験では説明を入れ替えて誤りの選択肢が作りやすい項目です。

資金収支計算書は、資金の調達や資産への投入状況をみるために、会計年度における支払資金の増加・減少を計算する財務諸表です。

事業活動収支計算書(事業活動計算書)は、事業の経営状態や継続性をみるために、会計年度における事業活動の成果である収益・費用・増減差額を計算する財務諸表です。

貸借対照表は、会計年度末時点でのすべての資産・負債及び純資産を示す財務諸表です。

【収支】が付く書類は、収入(どれだけお金が入ってきたか)と支出(どれだけお金が出て行ったか)を明らかにするもので、一定の期間(会計期間)の状況を示します。

【貸借】が付く書類は、貸し・借りのバランスを見るイメージで、ある一時点(会計期末)でプラスの財産(現金、預金、土地、建物、貸付金、未収金など)とマイナスの財産(借入金、未払金など)がどれだけあるかの状況を示します。

(国家試験での出題)
27-119(選択肢2、選択肢3)、23-117(選択肢4、選択肢5)

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