第28回 問題141(問題不成立)

午後の試験時間(専門科目)の開始前に、解答不要で全員加点される旨の連絡があった問題です。

第28回 問題141 事例を読んで、本件の通告先として、最も適切なものを1つ選びなさい。
[事例]
中学3年生の男子(15歳)が、商店で食料品(1,200円相当)を盗み、被害届が出されて警察に補導された。特に食べるものに困っていたわけではないが、軽い気持ちで万引きしてしまったと供述している。
1 市町村
2 児童相談所
3 検察官
4 家庭裁判所
5 都道府県公安委員会

試験の本番で解答不要の問題に出くわしたら、マークのずれだけ気をつけて、問題の中身については気にせず他の問題に時間を割きましょう。

合格発表時に、全員に加点する理由も公表されたので、引用しておきます。

採点上の取扱い
全員に得点する。
理由
万引き(窃盗)をした当該少年の取扱いについては、警察は、検察官に「送致」することになる。
したがって、「通告先」を問う本問題は成立しない。

(第28回社会福祉士国家試験の合格基準及び正答について、厚生労働省社会・援護局福祉基盤課、http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12004000-Shakaiengokyoku-Shakai-Fukushikibanka/0000076889_2.pdf

第28回国家試験 問題141(児童・家庭支援と児童・家庭福祉制度)
正答なし(全員に加点)
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