「ベヴァリッジ報告」という言葉自体は受験生にはもうおなじみ、これを知らないで試験受けるの?というくらいの有名どころですが、出された年とかだいたいの方向性だけでなく、中身まで細かく覚えるとなると少々大変かもしれません。
ベヴァリッジ報告では、「5つの巨悪(five giants)」という言葉が出てきます。
Want:窮乏(欠乏、困窮)
Desease:疾病
Ignorance:無知
Squalor:不潔
Idleness:怠惰
これだけ覚えるのでもそこそこ大変だと思います。
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【2016年1月18日追記】
5つの巨悪の覚え方「きしむふた(軋む蓋)」
き:窮乏
し:疾病
む:無知
ふ:不潔
た:怠惰
【追記ここまで】
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ところで第27回の国家試験では、これら5つに「あてはまらないもの」を選ばせるという複合的な問題が出ました。問題文を見て、それがどういうことかを理解して、5つの巨悪のどれかに該当しているか判別して、ようやく正誤がわかるようになっていました。
(国家試験での出題)
27-023