第30回 問題93

第30回 問題93 日本の社会福祉の発展に寄与した人物に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 石井十次は、医療ソーシャルワーカーとして実践に携わった。
2 浅賀ふさは、北海道家庭学校を創設し、感化教育を実践した。
3 岡村重夫は、社会関係の主体的側面に焦点を当てた社会福祉固有の視点と領域を提起した。
4 留岡幸助は、ケースワーク技術や援助プロセスにおける理論を発展させた。
5 竹内愛二は、「無制限主義」を掲げ、孤児を救済する民間社会事業を展開した。

選択肢1、2、4、5について
石井十次と言えば、岡山孤児院・無制限収容主義。
浅賀ふさと言えば、日本初の医療ソーシャルワーカー。
留岡幸助と言えば、家庭学校・感化教育。
竹内愛二は…虎猫はパッと思いつきませんでしたが、ケースワークや社会福祉学の理論を発展させた学者さんだそうです。

選択肢1、2、4、5は、人物とキーワードの組合せを入れ替えてあって、すべて誤りです。
選択肢1が浅賀ふさ、選択肢2が留岡幸助、選択肢4が竹内愛二、選択肢5が石井十次であれば正しい説明になります。

残る選択肢3が正答です。

第30回国家試験 問題93(相談援助の基盤と専門職)
正答3

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