クロンバックのα係数は、第22回の国家試験で出題されています。
(選択肢1から3 省略)
4 クロンバックのα係数は、複数の測定項目間に内的整合性があるかどうかを調べるためのものである。
(選択肢5 省略)
正答は選択肢4(まさにクロンバックのα係数が出てくる選択肢)なので、参考書でも「○。正しい説明である。」としか解説がなかったりします。
受験勉強をしていたころは、具体的にクロンバックのα係数とは何なのかよくわからないまま、まあ第22回に出たきり一度も出ていないし…というわけで深追いしませんでした。第27回にも出なかったので、この先出るかどうかはよくわかりません。ただ、日常ではあまり見かけない用語でしばらく出ていなくても数年空けて再び出ることもあることはあります(例えば、「フレキシキュリティ」)。
改めて調べてみたのですが、クロンバックのα係数の定義式はけっこう複雑です。深く調べても1点取れるかどうかわからないので、「受験勉強とは関係なく、気になって眠れないから知りたい!」というのでなければ、もうこれ以上は深追いしなくていいんじゃないのかな…と個人的には思います。その時間と情熱でピアソンの積率相関係数を勉強した方が得点につながりそうです。
眠れないあなたは、以下のURLをどうぞ↓(わからなくて余計に眠れなくなるかもしれませんが。)
東京学芸大学 学校心理教室 岸 学 研究室
妥当性と信頼性の話
http://www.u-gakugei.ac.jp/~kishilab/validity-reliability.htm
Weblio辞書 統計学用語辞典 クロンバックのα信頼性係数
http://www.weblio.jp/content/クロンバックの+α+信頼性係数
(国家試験での出題)
22-078