老人性難聴は高音域から

教科書ではさらっと書いてあるだけですが、国家試験となると急によく出てくる項目のひとつが、加齢に伴う聴力の変化です。過去の国家試験でたびたび選択肢に出ています。必ず押さえておきましょう。

第29回 問題2 加齢に伴う生理機能の変化に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(選択肢1と2 省略)
3 聴力は高周波音域から低下する。
(選択肢4と5 省略)
第22回 問題2 高齢者や老化に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
(選択肢1 省略)
2 高齢者の難聴は、高音領域から始まる。
(選択肢3から5 省略)

ちなみに、難聴はその原因部位により伝音性難聴と感音性難聴に分類できます。

耳や鼓膜など、音を伝える部分に原因があれば伝音性難聴。
聴神経や脳など、音を感じる部分に原因があれば感音性難聴。
老人性難聴は感音性難聴です。

(国家試験での出題)
29-002(選択肢3)、25-002(選択肢3)、22-002(選択肢2)

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