第29回 問題117 スーパービジョンに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 ピア・スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが同席して行う。
2 グループ・スーパービジョンは、一人のスーパーバイザーが複数のスーパーバイジーに対して行う。
3 個人スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが相互に交代しながら行う。
4 セルフ・スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが1対1で行う。
5 ライブ・スーパービジョンは、スーパーバイザーを置かずに、スーパーバイジーが集団で行う。
1 ピア・スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが同席して行う。
2 グループ・スーパービジョンは、一人のスーパーバイザーが複数のスーパーバイジーに対して行う。
3 個人スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが相互に交代しながら行う。
4 セルフ・スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが1対1で行う。
5 ライブ・スーパービジョンは、スーパーバイザーを置かずに、スーパーバイジーが集団で行う。
選択肢1について
ピア(peer)とは同僚、仲間という意味です。ピア・スーパービジョンとはスーパーバイザー(一般的に、力量がスーパーバイジーより上)を交えず、同僚や仲間どうしで行うスーパービジョンのことです。選択肢1はライブ・スーパービジョンの説明であり、誤りです。
選択肢2について
正しいです。
選択肢3について
個人スーパービジョンにおける「個人」は、グループ(複数)に対しての個人(単数)という意味です。グループ・スーパービジョンではスーパーバイジーがグループで、個人スーパービジョンではスーパーバイジーが個人(1人)です。選択肢3は誤りです。
選択肢4について
セルフ(self)とは自身という意味です。つまり、スーパーバイジーが一人で、自分自身に対して行うスーパービジョンのことです。選択肢4は個人スーパービジョンの説明であり、誤りです。
選択肢5について
ライブ・スーパービジョンでは、スーパーバイジーがクライエントと面接をする場にスーパーバイザーが同席します。選択肢5はピア・スーパービジョンの説明であり、誤りです。
第29回国家試験 問題117(相談援助の理論と方法)
正答2
正答2