1 社会福祉士でなければ社会福祉士の名称を用いて業務を行ってはならない。
2 業務を行う上で主治医の指示を受けなければならない。
3 5年ごとに更新のための研修を受けなければならない。
4 秘密保持の義務は、社会福祉士でなくなった後においては適用されない。
5 業務を行うに当たり、福祉サービス関係者等との連携を保たなければならない。
正しいものを「2つ」選ぶ問題です。
選択肢1について
第四十八条 社会福祉士でない者は、社会福祉士という名称を使用してはならない。
(社会福祉士及び介護福祉士法第48条第1項)
選択肢1は正しいです。
選択肢2について
医療的ケアが必要なクライエントの場合は、主治医をはじめとした医療職との連携が必要ですし指示を受けることもあるでしょうが、いつでも主治医の指示を受けるというわけではありません。選択肢2は誤りです。
選択肢3について
社会福祉士の資格は一度登録すると基本的には一生もので、更新制度は今のところありません。選択肢3は誤りです。ちなみに、5年更新の福祉職といえば介護支援専門員(ケアマネジャー)があります。
選択肢4について
第四十六条 社会福祉士又は介護福祉士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならない。社会福祉士又は介護福祉士でなくなつた後においても、同様とする。
(社会福祉士及び介護福祉士法第46条)
社会福祉士でなくなった後でも適用されます。選択肢4は誤りです。
選択肢5について
第四十七条 社会福祉士は、その業務を行うに当たつては、その担当する者に、福祉サービス及びこれに関連する保健医療サービスその他のサービス(次項において「福祉サービス等」という。)が総合的かつ適切に提供されるよう、地域に即した創意と工夫を行いつつ、福祉サービス関係者等との連携を保たなければならない。
(社会福祉士及び介護福祉士法第47条第1項)
選択肢5は正しいです。
正答1、5